SES企業における「信用」とは
2023.1.5
2023年となりました。
皆さま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

新年一回目の投稿という事で、
今年一年の抱負でも書こうかと思ったのですが、あまりに自己満な内容になりそうなので、
「SES企業における信用とは」というテーマでお話ししようと思います。
長くSES業界に携わっていると、
あそこの会社は良いよね、信用できるよねという社名がいくつか出てきます。
その会社さんにはどんな共通点があるのか、そしてLEGAREAとしてどこを気を付けているかお話ししたいと思います。

まず初めに、
これは言うまでもないですがその会社の信用は、最初は営業が築き上げるものです。
ですがこの業界の営業マンは特殊で、昼間から遊んでいる人もいたり二日酔いで遅刻してくるような営業も一定数いるのは事実です(弊社はあり得ません)。
当然そんな働き方をしていれば他社の営業から信用されることはないですし、
そういう会社は似たような社風の会社とばかり取引をしているケースが多いです。

SES営業で信用できるかどうかは、当たり前の勤務態度も一つのポイントかもしれません。
その他で言うと、特に「契約締結後」の対応で大きく分かれます。
・稼働するエンジニアの現場での状況把握
・トラブル対応
・注文書管理
・レスの早さ
大きくこの4つの対応をどれだけ丁寧にできるかでその営業、そしてその会社が信用できるかが決まります。

口で言うのは容易ですが、
簡単な事ではないからこそこの4つをおさえた動きができる営業を目指すべきです。
「契約」がSES営業の仕事と理解している営業マンが多い会社はなかなか「信用」は築けないかもしれません。
SES営業の仕事の本質は「継続」にあります。
そこを理解し、社内でも教育されていると総務部の動きや営業との連携に差が出てきます。
弊社も口うるさく営業にはこのことを伝えます。
上記4点に関してより細かく見ていきましょう。

稼働するエンジニアの現場での状況把握
これは出来ていない営業がほとんどです。
自分が商流に入りインセンティブをもらっているのに、です。
私としては、営業にエンジニアの最近の様子を聞いて即回答が来る営業だと、おっ!となります。
面談をして現場に参画するわけですが、
面談時と異なる業務内容を強いられているエンジニアさんも少なくありません。
特に参画当初は現場の様子、業務内容のヒアリングが重要なのです。
「契約」がゴールだと思っているとこの動きはできないのです。

トラブル対応
この業界の営業マンは「虚言壁」がある人が多いです。非常に愚かで情けない話です。そういった人間が商流に入っているとトラブル対応も全くいい方向へいきません。虚言壁が過ぎる人は業界でも名前有名ですから気を付けてください。

注文書管理
注文書に関しては営業だけでなく本社の総務部の力も試されます。
毎月決まった日付にきっちり注文書の送付ができる会社は意外と多くはありません。
当然この意味を理解していても上位会社が動き遅ければ注文書の送付も遅れてしまいますが
基本的には、催促されることなく注文書の発行を滞りなくすべきです。
半年前の注文書が送られていない、なんてことも良くあります。
抜けがあってはいけない領域なので、営業と総務が常にアンテナ立てて管理する内容です。
完璧に注文書の送付が出来ていると非常に信用できる会社だと思います。

レスの早さ
これはこの業界に限らずどんな仕事もそうですがレスポンスが自分の都合が悪い時に急に遅くなる人は信用に値しません。
どんな出来事にも正面から向き合いスムーズなレスポンスで対応してくれれば非常に好印象です。
逃げずに向き合いましょう。

お金というのは信用を数値化したものであることは周知の事実です。
2023年となり、弊社のようなベンチャー企業は信用が全てですので自戒も込めて書かせて頂きました。
信用を積み重ね、より飛躍する1年にしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。