客先面談に通らない!出来てますか?

最近はリールやTiktokなどのショート動画を研究しています、三坂です。
今日の気温は25度、もうすっかり夏です。
個人的な趣味であるサーフィンやゴルフの季節となり、先日は社員を連れてゴルフ部としてプレーしてきました。
LEGAREAの社員にはみんな一度はやってほしいと思うくらい、ゴルフの爽快感はたまりません。
大人の皆さん是非一度チャレンジしてみましょう。

本日はSESエンジニアなら避けられない、案件参画前の客先面談についてそのポイントと対策についてお話しします!
SESエンジニアの悩み「面談落ち」の現実
SES(システムエンジニアリングサービス)で働くエンジニアにとって、客先面談は避けられない関門です。クライアント企業に派遣される前に、その企業の担当者と面談し、「この人に仕事を任せられるか」を判断される・・・。
これがSESの日常です。しかし、「何度も面談に落ちる」「理由が分からないまま不採用が続く」と悩むエンジニアは少なくありません。Xを見ても、「#SES面談落ち」「客先面談 通らない」といった投稿が飛び交い、SESエンジニアの苦悩が垣間見えます。
面談が通らないと、案件に参画できず、待機期間が長引くことも。給与が減ったり、会社からプレッシャーをかけられたりと、精神的にも追い詰められるケースもあります。でも、落ち込む必要はありません。客先面談には明確な「勝ちパターン」があり、対策を練れば通過率を上げられるのです。この記事では、SESの客先面談で落ちる理由を分析し、具体的な対策と押さえるべきポイントを徹底解説します。SESで安定して働きたいあなたに、ぜひ読んでほしい内容です。
SES客先面談が通らない理由:5つの落とし穴
まず、なぜ面談に通らないのか、その原因を理解することが重要です。SESの客先面談で落ちる理由は、技術力不足だけではありません。クライアントが求めるものと、あなたの準備や態度がズレていることが多いのです。以下に、よくある5つの落とし穴を挙げます。
1. スキルと案件のミスマッチ
そもそもの話ですね。SESの面談で最も多い失敗パターンは、「求められるスキルと自分のスキルが合っていない」ことです。例えば、クライアントが「Javaでの開発経験3年以上」を求めているのに、あなたの経験が1年未満だったり、別の言語(Pythonなど)しか扱えない場合、即座にお見送りになります。SES営業が「とりあえず面談に出してみよう」と、無理やりマッチしない案件に送り込むケースも多く、エンジニアがそのしわ寄せを受けるのです。
営業が提案するまでは良いとしても、その面談に対する対策もしないまま、エンジニアを面談に参加させれば当然お見送りですしエンジニアとの関係値も寂しい状態になっていくでしょう。
2. コミュニケーション力の不足
技術力が高くても、面談での受け答えが曖昧だったり、自信なさげに見えたりすると、「この人は信頼できない」と判断されます。クライアントは、技術だけでなく「一緒に働けるか」「指示をちゃんと理解できるか」を見ています。「面談で緊張して何も言えなかったら落ちた」という声をたまに聞きますが話し方が原因で落ちるケースは意外と多いです。
下、斜め下を見て話す人は総じて声が小さく自信がないように見えます。これ以外とやってる人多いです。自信がないゆえにどんどん視点が下がっていきます。何か考える時も、斜め上を向きながら、「んー・・・?」とされるのと、下の方を向きながら「んー・・・?」と考えるのとでは相手に与える印象がまるで違いますよね。
前者の方が不思議とポジティブに見えます。
後者の方はネガティブオーラしか与えず顧客側にも絶望感を与えます。
3. スキルシートのクオリティが低い
私の経験上、自分がどんな業務をどんな開発環境でどんなツールを使って、何人くらいの規模で案件に関わっているか答えられないエンジニアがほとんどです。ですがスキルシートに書いてほしい内容はそれです。
できるだけ、詳細に、具体的に記載すること。
だから日々の日報も有効活用すべきです。自分がどんな業務を担当したのかすべては思い出せませんよね。
全部です全部。全部書きましょう。書き方分からなければコメントなりで僕に相談してください。
4. やる気や意欲の見せ方の失敗
「この案件に興味ありますか?」と聞かれて、「まあ、普通に働ければいいです」と消極的な態度を見せると、クライアントは「やる気がない人」とみなします。SESでは特にモチベーションが成果に直結するため、意欲が伝わらないと不利です。「SES=受け身」というイメージを持たれがちな中、積極性をアピールできないと埋もれてしまいます。
5. 第一印象の悪さ
見た目や態度が与える印象も重要です。だらしない服装、暗い表情、声が小さすぎる
こうした要素は、「プロ意識が低い」と受け取られがちです。オンライン面談が増えた今でも、カメラ越しに「覇気がない」と判断されれば、即アウト。技術以前に、人間性で落とされるケースも多いのです。実はこれが一番多いかもしれません。エンジニアの皆さん、清潔感!笑顔!元気!です。
面談落ちの実態:SESエンジニアの声
ここで、SESの客先面談に落ちた人々のリアルな声を紹介します。Xや口コミから集めた事例で、どんな状況で落ちているのか見てみましょう。
- Aさん(20代男性): 「SES2年目。面談5連敗中。スキルシートに『テスト設計経験あり』と書いたけど、実務は打鍵テストしかしてなくて、質問に答えられず全落ち。会社からは『次落ちたら待機ね』と言われて焦ってる。」
- Bさん(30代女性): 「オンライン面談で緊張しすぎて、声が震えて何もアピールできなかった。クライアントから『コミュニケーションに不安がある』とフィードバックが来たらしい。悔しい。」
- Cさん(20代男性): 「SES企業が『React案件』に無理やりエントリーしてきたけど、僕の経験はJavaだけ。技術質問でボロボロになって不採用。SESってこんな適当でいいの?」
これらの声から、スキル不足、準備不足、企業側の無責任さが絡み合って面談落ちが起きていることが分かります。でも、ここからが大事。対策を打てば、あなたも面談を突破できる可能性が上がります。
SES客先面談を突破する対策:7つのステップ
面談落ちの理由が分かったところで、具体的な対策を7つのステップで解説します。これを実践すれば、通過率がぐっと上がるはずです。
1. 案件情報を事前に確認する
面談前に、案件概要をよく確認しましょう。良い案件概要と、悪い案件概要の書き方がそれぞれありますが、良い案件概要を書いている案件であれば、その案件の背景、はたらき方、直近のタスク、今後の方向性などを記載してくれる現場も多いです。それを事前に確認することで、事前に質問の想定もできるはずです。
2. スキルシートを徹底的に見直す
先程も若干記載しましたが、スキルシートのクオリティが低いエンジニアがとても多い印象です。
履歴書やスキルシートは、面談の「台本」です。書いた内容を100%説明できるよう準備しましょう。例えば、「PythonでWebアプリ開発」と書いたなら、「どんなアプリか」「どのライブラリを使ったか」「苦労した点は何か」を具体的に答えられるように。嘘や盛った内容は絶対NG。面談で矛盾が出ると即不採用です。
3. 自己紹介を30秒でまとめる
面談の冒頭でよくある「自己紹介をしてください」を完璧にこなすと、印象が良くなります。30秒で「名前」「職歴の概要」「得意なスキル」「意欲」を簡潔に伝えましょう。
例:
- 「田中と申します。SESエンジニアとして2年間、主にJavaでのバックエンド開発を担当してきました。Spring Bootを使ったAPI開発が得意で、今回もそのスキルを活かして貢献したいと考えています。」 これを鏡の前で練習し、自信を持って話せるように。
もっともっと言いたいことはありますが、とりあえず今書いたことは最低条件です。これくらいは最低でもすらすらと愛想よく話せるようにしましょう。
4. 技術質問に備える
クライアントは必ず技術力を試す質問をします。「最近どんなコードを書いた?」「エラー対応の経験は?」など、具体的な実務ベースの質問が来るので、答えを準備しましょう。自分の経験から3~5個のエピソードをストックしておくと安心です。例えば、「データベースの遅延問題をインデックス追加で解決した」など、成果を数字や具体例で示せると強いです。
5. コミュニケーションを磨く
緊張しても落ち着いて話す練習をしましょう。声の大きさ、笑顔、姿勢を意識。オンラインなら、カメラを見て話す癖をつけてください。質問が分からない時は、一呼吸置くのも有効。曖昧に答えるより、「正確に伝えたい」という姿勢が好印象です。また、「クライアントの話を聞く態度」も大事。うなずきや相槌で「理解してる感」を出すと信頼されます。
6. やる気をアピールする質問を用意
面談の最後に「何か質問は?」と聞かれたら、意欲を見せるチャンスです。
例えば:
- 「この案件で特に求められるスキルは何でしょうか?」
- 「プロジェクトで一番大変な部分を教えてください。そこにどう貢献できるか考えたいです。」 こんな質問なら、「興味がある」「貢献したい」という姿勢が伝わります。「残業はありますか?」のようなネガティブな質問は避けて。
7. 第一印象を整える
対面なら清潔な服装(スーツかビジネスカジュアル)、オンラインなら背景を整理し、照明を明るく。面談開始5分前にはスタンバイし、「時間にルーズじゃない」ことを示しましょう。笑顔とハキハキした挨拶で、「一緒に働きたい」と思わせる第一印象を作り上げてください。
押さえるべきポイント:面談成功のコツ
対策に加えて、面談を成功させるための細かいポイントも押さえておきましょう。
- クライアント目線で考える:
クライアントは「即戦力」と「協調性」を求めています。「自分が雇う側なら何を重視するか」を想像し、それに応える態度を。 - 担当営業のサポートを活用
面談前に模擬面談を頼むのも有効。営業担当に「過去の質問例」や「クライアントの傾向」を聞くと準備が楽に。 - 落ちても落ち込まない
面談落ちはスキル不足だけでなく、運やタイミングも関係します。「次に活かそう」と切り替えるメンタルが大事。
まとめ
面談突破は準備で決まる
SESの客先面談が通らないのは、スキル不足や運だけが原因ではありません。準備不足、コミュニケーションのミス、SES企業の無責任さが絡む複合的な問題です。でも、この記事で紹介した7つの対策――案件確認、スキルシート整備、自己紹介、技術質問対策、コミュニケーション、意欲アピール、第一印象、を実践すれば、通過率は確実に上がります。
面談はSESエンジニアにとってキャリアの分岐点。落ち続けると待機地獄に陥るリスクもありますが、突破できれば新しい案件でスキルも収入もアップします。あなたが次に面談を受けるとき、この記事を思い出して準備してください。そして、もし「面談に通った!」「こんな対策が効いた!」という体験があれば、ぜひコメントで教えてください。SESの面談を一緒に攻略しましょう!!!