アレをしているSESには絶対に行くな!!!!

こんにちは!代表の三坂です。
今週は首都圏の社員を集めてお花見イベントがあるようで、とっても楽しみにしています。
SES企業だと、自社のイベントへの参加率が低い傾向にありますが、弊社は9割方が参加してくれます。嬉しい限りです。みんなの顔を見るのが待ち遠しいです。自称帰属意識No.1企業です。

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さて、
本日は、こんなSES企業は絶対にやめとけという会社の特徴1選をお送りします。
1選です。相場は3選です。
ですが、本当に強く訴えたくあえて1選とさせていただきました。
1個だけです。SES企業へ転職する際、その1個だけは必ず確認してほしいです。
その要素だけは絶対にチェックしていただいて絶対に避けましょう。これだけは覚えておいてくださいね。
先に答えから言います。
未経験またはロースキル要員に、非ITの現場へ参画させる会社
です!!!!!
これを実行している企業だけは本当に避けるべきです。
未経験からエンジニアになろう!!なんて求人媒体を出しておいて、いざ入ってみたら家電量販店の店員や、商店街のティッシュ配りや、ウォーターサーバーの営業や、回線系のテレアポ等、非ITの現場へアサインする会社はやばすぎます。
僕がどうのこうの言う前に普通に考えてやばいですよね。
これが当たり前のようによくある話なのがまた怖いところです。
エンジニアになるつもりだったのに・・・・
そんな話をよく聞きます。
未経験やロースキルはテストやキッティングあたりからITの業務に触れ始めるのが一般的ですが、そのような案件も会社として保有せず、非IT現場へ参画させようとしているのです。
以下でさらに深堀してみます。
①なぜ、会社側は非IT現場へアサインする?非ITへアサインして会社としてなにが目的なの?
②なぜ、その指示通り非IT現場へ行く人が多い?
①から見ていきます。
結論から申し上げると、【IT現場の案件がない】からです。
非IT現番の案件ばかりを集め、IT現場への案件がなく、非ITにアサインせざるを得ない状況がほとんどです。
そういったケースのSES企業の目論見としては、非IT現場で稼働させながら研修と銘打って、業後や土日に勉強させて、IT現場へアサインさせることです。
しかしながら、非IT現場の単価の案件は非常に安価で、本人に支払う給与を差し引くとほとんど会社にとって利益はないはずなのです。なぜ非IT現場へ参画させるのか疑問が生じます。
ですが、そういった会社は本当にIT現場の案件がないのです。
では会社はどこで利益を上げるのでしょうか?会社は一体なにがしたいのでしょうか?
非ITで稼働しながら研修を積み、開発案件へアサインすることで初めての利益をあげるパターン
これが一つ目のパターンです。
このパターンは、ほとんどの要員が、開発案件へ行く前に退職してしまうことに加え、実際は開発案件へ行けないことが多く、(テスト案件が続いたり)本人からしても非IT現場の疲労で業後や土日に勉強する気がなくなるという人が大半。(稀にすごい勉強する人はいますが、そんな人もIT現場に参画させてあげられないのが、悪徳SES企業です。そんな会社が経歴詐称とかするんだろうなと思っています。)
助成金を受給することで売り上げを上げる
これが二つ目のパターンです。
助成金は正確には売上ではありませんが、分かりやすいようにそう表現します。この助成金目当てでSES企業を作っている社長は多いです。悪いとは言いませんが、本来は助成金がメイン収益の会社を作ることではなく、エンジニアのキャリアを担保できる案件へ参画し会社も収益をあげ、その過程でたまたま助成金が受給できた、という流れが一般的です。なので悪徳SES企業ほど、助成金が会社のメイン収益のようなキャッシュフローを組んでいたりします。
当然弊社も助成金を受給していますがそれが収益のメインになることなどあり得ません。気が付いたら入金いただいております。ありがとうございます。
少し話が脱線しましたが、なぜ会社側は非IT現場へアサインし、非ITへアサインして会社としてなにが目的なの?という点をまとめると、
IT現場の案件を保有しておらず、その間に育成し(ほとんど辞めるが)、数年後の開発案件による利益と助成金の受給が目的となっている。という回答となります。
続いて②の件です。
②なぜ、その指示通り非IT現場へ行く人が多い?
会社も会社ですが、素直に従いすぎる要員の皆さんも不思議で、なぜ、そんな会社に就職しITでもない現場に行ってしまうのでしょうか?
断るまたは退職すればいいのでは?と思いますよね。
結論から申し上げると、
【そうせざるを得ないから】という理由になります。
これも様々な事情が交錯しているのですが、順番に話していきます。
まず、大前提未経験からエンジニアになるための選択肢を整理したいと思います。
①自社開発
②受託開発(SIer)
③SES
大きくこの3つとなっています。
エンジニアの中途採用市場でこの3つのうち、①と②に関してはよほどな経験がなければ書類も通らない+未経験採用があったとしても年間1枠とかでめちゃくちゃ狭き門なんですよね。
だから、ほとんどの人が③のSESに流れてくるわけで、SES企業の中でも未経験からエンジニアになれる会社とそうではない会社と分かれます。
SES企業で未経験からエンジニアになれる会社はおそらく全体の1%以下だと思います。
SESで未経験からエンジニアを目指すことはほぼ不可能です(この常識を覆したいと個人的には思っています)
なぜ無理かというと、SES業界は実務経験でその人を見定める業界なのでスキル感なんて正直二の次三の次です。
たくさん研修を受けることも、高いお金を出してプログラミングスクールに行くこともあまり意味がないと言わざるを得ない業界です。
なのに、巷ではSES企業が平気で、「未経験からエンジニアになろう!」と求人広告を出すわけです。
要は求職者からすると、転職活動を開始して、
「やっぱり自社や受託はハードル高いかぁ、よしSESならいけそうだ!エンジニアになれるみたいだ!」とつい応募ボタンを押してしまうのでしょう。
そして面接した結果ほとんどが内定出ます。そしてその面接の場で、ほぼ100%その面接官にこう言われます。
「未経験だと案件ないから、他の現場入りながら勉強しよう!」
これです。ほぼ言いますこのセリフ。
求職者からしても、
「自社や受託は全然受からなかったしここしかないよな・・・勉強すればエンジニアになれるって言うし・・・」
という思考回路になるのでその会社へ行くことを決めるケースが多いです。
そして、実際に入社して稼働する中で、勉強についていけずにやめたり、仮に開発現場に入るとしても経歴書を3年と偽り入場させられるという末路だけが待ち受けます。なにも良い事ありません。稀に3年と偽っても問題なく対応するスターがいますが、そもそも経歴を偽ること自体がNGです。
つまり、転職活動の結果、SESにたどり着かざるを得ず、将来的に経歴詐称や直近では非IT現場へ参画しながら勉強するというハードワークを理解しておらず、内定をもらったところでとりあえずは勉強頑張るしかない、と思い込み、その会社の指示に抗わずに素直に従っているということが②の着地点でしょう。
色々書きましたが、兎にも角にも、未経験人材を積極的に雇用し、そのすべてを非IT現場へアサインする会社だけは絶対に避けるようにしましょう。
本当に良いことないです。
是非、気をつけてください。
ではまた次回!!!!
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