【本気で伝えたい】エンジニア以前に、社会人として絶対に守るべきこと

こんにちは。代表の三坂です。
今日は、エンジニアとか営業とか、そんな肩書きやスキルを全部捨てた上で、
「人として」「社会人として」「組織に生きる者として」本当に大切なことを話したいと思います。
聞く耳を持たない人には、きっと届かないと思いますが。
でも、心のどこかで「これじゃダメだ」と思っている君には、絶対に届くと思います。
これは説教ではありません。大前提、私自身まだまだ未熟な人間です。
ですが、多様性を認めすぎるあまり、当たり前のことが出来な過ぎる人が多すぎる世の中に、何も言わずにはいられないのでお許しください。僕の魂からのメッセージだと思ってください。
1. 「当たり前」ができない社会人は、想像以上に多い
みなさん、この社会には、
「わかっているはずなのに、できない人間」で溢れていることに気づいていますか?
- 「遅刻しないのは当たり前」なのに、何度も遅れる人。
- 「報告はすぐするのが当たり前」なのに、問題が起きるまで黙っている人。
- 「ありがとうを言うのが当たり前」なのに、無言でやり過ごす人。
- 「約束は守るのが当たり前」なのに、平気でドタキャンする人。
- 「人の悪口は言わないのが当たり前」なのに、陰で人を傷つける人。
- 「指示がなくても動くのが当たり前」なのに、命令を待ち続ける人。
そんな人たちが、
現実には、驚くほどたくさんいます。
そしてもっと恐ろしいのは、
そういう人たちが、自分では「まあ、普通にやってるよ」と思っていることなんです。
本当はできていないのに、
本当は穴だらけなのに、
「自分はそこそこちゃんとやれてる」と錯覚している。
これが現実なんですよね。
「できているつもり」の怖さ
できているつもりの人間は、
指摘されると、すぐにこう言う。
- 「そんな細かいこと気にしなくていいじゃん」
- 「これくらい大したことないでしょ」
- 「みんなそんなもんだよ」
でも忘れてはいけない。
あなたが「そんなもん」と思った瞬間に、
あなたは本当に”そんなもん”の人間になる。
約束を守らないことも、礼儀を欠くことも、指示待ちでしか動けないことも、全部、「まあいいか」で流してしまう。
そして、そういう小さな「まあいいか」の積み重ねが、
あなたという人間の信用の重さを、静かに、確実に、奪っていく。
大事なことは、できているかじゃない。
できていると錯覚して、油断していないか。
そこにこそ、あなたの未来がかかっているのだと思います。
なぜ「当たり前」ができないのか?
理由はシンプルなんです。楽だから。
- 時間にルーズでも、最初は怒られないかもしれない。
- 報告をサボっても、バレないかもしれない。
- 挨拶しなくても、別に今すぐクビにはならないかもしれない。
だから、人は「バレなきゃいいや」と思ってしまう。
でも、
人の信用は、一気に崩れるんじゃない。
自分で自分を毎日少しずつ静かに、壊れていくものです。
取り返しがつかなくなるそのとき、あなたは気づきます。
「あのとき、ちゃんとやっておけばよかった」と。
だけどそのときには、
もう遅いかもしれませんが。
2.なぜ「当たり前」を続けるだけで勝てるのか?
理由は、とても単純です。ほとんどの人は、続けられないから。
最初はみんな、ちゃんとやるんです。
- 最初の出社日は、時間ピッタリに来る。
- 最初の案件は、真面目に報告する。
- 最初の1ヶ月は、ちゃんと挨拶する。
でも、
時間が経つと、だんだん雑になっていきます
- ちょっとぐらい遅刻しても、いいか。
- 今日は面倒だから、連絡後回しでいいか。
- 挨拶?まあ別に、今さらいいだろ。
そうやって、
少しずつ、手を抜き始めます
できることを、やらなくなるんです。
「慣れ」が、あなたを腐らせる
人は慣れてしまう生き物です。
- 最初はビビりながら時間を守っていたのに、
- 最初は緊張して礼儀を守っていたのに、
- 最初は感謝していたのに、
慣れた途端に、雑になる。
「まあ、誰も見てないし」
「別に、怒られないし」
「みんな適当だし」
こうやって、
知らないうちに、ダメな方向に流されていくのが人間です
そして気づいたときには、
自分も、周りと同じ”普通”に埋もれている。
でも、本当に強い人間は違います。
慣れても、サボらない。
誰も見てなくても、手を抜かない。
当たり前を、誰よりも当たり前に、続ける。
これがだけがたった一つの差です。
「続けるだけ」で、あなたは無敵になれる
想像してみてください。毎日、
- 誰よりも時間を守る
- 誰よりも早く報連相する
- 誰よりも礼儀を忘れない
- 誰よりも、頼まれる前に動く
1年後、
あなたはどうなっていると思いますか?
間違いなくチームで一番信頼される存在になっていると思います
そして、
- 新しいチャンスは、あなたに集まる。
- 難しいプロジェクトは、あなたに託される。
- リーダーに選ばれるのもあなたです。
なぜなら、
誰もが「あなたなら任せられる」と思うからですよね
それは、奇跡でも才能でもない。
ただ、当たり前を、誰にも負けずに続けた結果、それだけです
エンジニアの評価基準だって「実務年数」です。続けた人が勝つんです。
続けることはしんどいです
でも、忘れないでほしいですが、この道は、簡単じゃないです
孤独でしんどい夜はたくさんあります
周りは手を抜いて笑っているのに、自分だけ真面目にやってバカみたいに思えるときも、「そこまでやる必要ある?」って冷ややかに言われるときも、絶対に来ます。でも負けたらダメです。
周りが手を抜いても、手を抜いてはダメです。
周りが笑っても、あなたは真剣でいてください。
当たり前を積み上げ続けた者だけが、
誰にも奪えない信用を手に入れるように社会は出来ています。
そしてその信用は、
あなたがどこに行っても、
どんな仕事をしても、
一生、あなたを守り続ける盾になります。
誰も見ていないときに真価は問われる
もう私が言いたいことは伝わってきたと思います。
社会で本当に信用される人間は、
- 頭がいいとか、
- センスがあるとか、
そんなことで選ばれるわけじゃない。
信用されるかどうかは、
「誰も見ていないとき、あなたがどう振る舞ったか」だけで決まります。
誰も見ていないとき、何してる?
- 朝、誰もいないオフィスで、掃除をサボるか?続けるか?
- 提出期限ギリギリで、バレなきゃいいかと雑に仕上げるか?最後まで丁寧にやるか?
- 誰にも確認されないからと、手を抜くか?貫くか?
誰も見ていないとき。
注意してくれる人もいないとき。
そこが、あなたの真の姿です
上司がいるから時間を守る。
社長が見てるから笑顔で挨拶する。
評価されるからがんばる。
そんなものは、信用とは呼ばない。それは、ただの演技です。
でも逆に、誰も見ていないときに、誰よりも早く来て、誰よりも静かに努力して、誰よりも丁寧に仕事をして、誰よりも先に人を助けた人間は、絶対に、誰にも奪えない信用を手に入れる。
それはすぐには目に見えないかもしれない。
誰も気づかない日もあるかもしれない。
でも、静かに、確実に、
あなたの背中に、「信用」という鎧が育っていきます
そしてある日、気づくんですよね
- 本当に大事な仕事は、あなたに任される。
- 誰よりもチャンスがあなたに回ってくる。
それは、偶然じゃないんです。
誰も見ていないところで積み上げたものが、自分を救ってくれます。
最後に──伝えたいこと
ここまで、
長い文章を読んでいただきありがとうございます。つい力が入ってしまいました。最後まとめますね。
社会に出ると、
- 頭が良くて、要領よく立ち回る人
- 華やかなスキルを持って、注目を浴びる人
- 派手な成果を上げて、目立っている人
普通の人はきっとそういう人たちを見て、
焦ったり、落ち込んだり、
「自分なんかじゃ無理かもしれない」って思う日もあるかもしれません。
でも、あなたが本当に手に入れるべきものは、派手なスキルでも、瞬間的な成果でもありません。
あなたが手にすべきものは、
誰よりも”当たり前”を続けられる覚悟。
- 時間を守る。
- 報連相を徹底する。
- 礼儀と感謝を忘れない。
- 約束を守る。
- 言い訳をしない。
- 誰も見ていなくても誠実でいる。
- 頼まれる前に動く。
この「普通のこと」を、誰よりもバカみたいに真剣に積み上げることです。
才能なんか、いらない。
天才じゃなくていい。
必要なのは、
「わたしはこれを絶対に裏切らない」という、小さくて本気の覚悟なんだと思います。
焦らず、腐らず、あきらめず、当たり前を大切に。
ではまた次回。